医師向けサイトに
「チラシの情報を真に受けやすい患者さん」という題名で、
京都医療センター臨床研究センター予防医室長 坂根直樹先生のコラムが載っていました。

新聞に入って来たチラシのお薬について、患者さんから質問があったそうです。
そう、一般の方はチラシに宣伝されている「健康食品」と薬局で販売されたり、医師が処方する「薬」との違いを知らない方も多いです。
「健康食品」や「サプリメント」を「薬」と思っているヒト、、、、
それでいて、副作用の話しになると「健康食品」や「サプリメント」は「薬」とは違うから副作用の心配はなく安全でしょう?と平気で言うヒト、、、、、
ヒトは自分の都合のいいように理解、解釈するものです、、、、、

チラシやメディアの広告は魅力的です。
難しいことを言う診察室の医師と違って、素敵なタレントさんが自分と同じような悩みが解決した!と言ってくれます。それも通院せずに宅配で送ってくれる!
でも、実際は「薬」とは違います!
効果が本当にあるか分かりません。
また、健康食品は効果を謳ってはいけないんです。
みなさん
チラシやCM画面を隅々までみてください。
「この成分はには、〇〇と言うはたらきが報告されています」⇒「ヒトにこのような効果があります!」とは言っていません。
また、タレントさんが言ったセリフにも、必ず「個人の感想です!」と但し書きがされています。
このような宣伝をどのように信じて、使用するかは消費者の責任に委ねられます。
そして、業者は儲けるだけです。。。。。
坂根先生の言葉をお借りします。
「信」+「者}=「儲」かる
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Kampo 吉祥では、健康食品やサプリメントを「全否定」も「全肯定」でもなく、「正しい考え方、付き合い方」について啓発活動を行っています。
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