漢方医学は日本伝統医学です!
とお伝えすると違和感を持つ方も多いと思います。
私もかつてはそうでした。
漢方医学は歴史的には仏教伝来のように、当時の中国の医療を輸入したのが最初と考えられます。
しかし、日本国内で日本の風土に合わせ、体質に合わせて独自の発達・発展をしました。
現在、中国伝統医学<中医学>とは共通点も残っていますが、相違点も生じているため同一のものとは言えないのです。

さて、漢方医学の巨人の一人が、
戦国時代から安土桃山時代に活躍した曲直瀬道山(まなせどうざん1507-1594)です。
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』で堺正章さんが演じた望月東庵はフィクションですが、
この曲直瀬道山がモデルでは?と言っている人もいます。
明智光秀自身も医薬と関連があったという説もありますネ
大河ドラマ『麒麟がくる』(戦国時代から安土桃山時代)と民放ドラマ『Jin―仁』(江戸時代末期)、
漢方医学の歴史の視点で観ていただくと、身近に感じていただけると考えます。
『Jin―仁』のタイムスリップした主人公の活躍は除外してくださいね😀
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