便秘と桃核承気湯②

更新日:6月3日

便秘と桃核承気湯①の続き



〇〇の漢方便秘薬


一言で漢方薬の下剤です

中に入っている(構成している)生薬はたった2つ


①大黄(ダイオウ)

②甘草(カンゾウ)


漢方外来で処方する時には

「大黄甘草湯」という漢方薬です

漢方薬は、構成生薬が少ないほどシャープに効くと言われています


漢方薬だから穏やか、、、、ではありません

漢方薬は長く飲まないと効かないから、、、、とんでもない


私は、大黄甘草湯を処方したことはありません


便秘で悩んでいる方には、便秘になっている原因があるはずだから!

便秘に悩んでいる方は、他にも悩みがあるはずだから!


私は、便秘を訴える方には、「溜め込みやすいタイプ」とお伝えします

溜め込む、滞る、、、、という表現します


漢方医学用語

瘀血(血(ケツ)を溜め込む、巡らない)

水滞(水を溜め込む、巡らない)

気滞(気が滞る、巡らない)


漢方医学的診察から、この様な体質を読み解き、漢方薬を選択します

桃核承気湯は、5種類の生薬で構成される漢方薬です

①桃仁(トウニン)

②桂枝(ケイシ)

③大黄(ダイオウ)★

④甘草(カンゾウ)★

⑤芒硝(ボウショウ


溜め込んでいる「血(ケツ)」や「気」を溶かして巡らせ、便で出す

というイメージです


〇〇の漢方便秘薬と同様に

大黄(ダイオウ)・甘草(カンゾウ)が入っています


しかし、違いは、残りの生薬と協力してはたらく点です


今回の患者さんは、便通と共に更年期のホットフラッシュが緩和されています


漢方医学の世界では

女性には必ず「血(ケツ)の問題」(血虚、瘀血)が存在すると考えます


月経があることを考えると身近に感じていただけると思います




閲覧数:11回

最新記事

すべて表示