漢方医学的診察について

更新日:7月14日

文春オンライン、精神科医 和田秀樹先生の言葉に思う②〜漢方医学的診察〜から続きます


前回、漢方医学的診察に触れ始めました

漢方医学的診察四つの診察(四診)から成り立ちます



望診(ボウシン):目で見る視診も含まれますが、患者が診察に入ってくる時からその雰囲気なども視覚を含む感覚で捉えようとします、舌を見る舌診(ゼッシンも入ります


問診(モンシン):患者からいろいろと聞き出します


聞診(ブンシン):音や匂いから情報を取ります

香りは聞く、と言いますね。香道


切診(セッシン):患者さんの身体に触る診察です。西洋医学の触診にあたります

脈を見る脈診(ミャクシン)、腹を触る腹診(フクシン)も入ります






これらの診察を行うと、多くの患者さんから、

他では、

こんなに話しを聞いてもらわなかった

身体に触れるような診察はされなかった

と言われます




かつて、胃腸や乳腺の疾患を診ていた外科医としては、しこりを触ったりしていました

胃の中の早期胃がんは外から触れることはありませんが、いずれ、手術するにあたり、どんなお腹をされているか触っていました




しかし、高血圧、糖尿病や脂質異常症などのサイレントキラーと言われる内科的疾患は、患者さんの身体を診察しても分かりません

血圧測定や採血が頼りです




現代医学的な検査ができなかった時代、医師たちは五感を駆使して、患者さんの異常を捉え対処してきました


現代の医師は、昔の医師よりも優れているのでしょうか?


私は、むしろ失われた能力、退化してしまった能力があると思うのです


西洋医学と漢方医学の<問診>についてに続きます



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