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15分で漢方解説準備中〜歴史〜

漢方医学の歴史

日本には、古来日本独自の民間療法はありました。

そこへ、奈良時代の仏教伝来の頃に、中国大陸から当時の医療が輸入されました。

(後に欧米に学んだ医学を「蘭方医学」、中国(漢)に学んだ医学を「漢方医学」と言って区別しました)

長い間、医療の恩恵が受けられたのは高貴な人に限られました。

室町時代(大河ドラマ「麒麟か来る」の時代)に、現代の漢方医学の基になる大きな発展がありました。

更に江戸時代の鎖国で、漢方医学は日本国内で独自に発達します。

(漢方医学が現代では日本伝統医学と言われる理由です)

医学は日進月歩、当時の漢方医学も日進月歩で発展していたのです。

しかし、明治維新が来ます。

明治政府は西洋に追いつけ追い越せ!のスローガンの下、

「日本独自に発展した漢方医学」を廃止しました。

そして、第二次世界戦後、、、、

医師たち(西洋医学教育を受けた)の中に、

西洋医学の限界に気づき漢方医学を再び表舞台に復活させた人たちがいました。

漢方医学は日本の伝統医学です!

決して古い医学ではありません。

西洋医学と同様に現代も走り続けるランナーです。

途中、足をすくわれ転倒はありましたが、今も人々の健康に貢献するために走り続けています。


皆さん、理解して応援してください❤️


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Kampo  Kisshoでは、「漢方医学を日本伝統医学である」と、お伝えしています。 ​明治維新までは、日本の医学の中心は漢方医学でした。(一部蘭方医学) 漢方医学の歴史は、奈良時代に仏教伝来と同じように、当時の最先端の医学を中国から輸入し学んだことから始まります。 その後、日本の気候、日本人の体質に合わせて、独自の発展・発達をしました。特に鎖国をした江戸時代には際立ちます。 現代中国で実践され

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